望む妊娠、望まない妊娠、そして妊娠確率
望む性交と望まないレイプによる妊娠確率の比較
1回あたりの性交による妊娠確率は3.1%
1回あたりのレイプによる妊娠確率は6.42%
レイプの標的になる可能性が高いのは子どもを妊娠する可能性が高い女性である可能性を示唆
なぜレイプを行う男性がいるのか?
この疑問は多くの女性たちを悩ませてきたことかと思います。
レイプを行う男性は女性への憎しみから無差別に女性を襲うのでしょうか?
今回は望む性交と望まないレイプによる妊娠確率の比較を見てみましょう。
1回あたりのレイプによる妊娠確率は6.42%なのに対して、1回あたりの性交による妊娠確率はわずか3.1%です。
これは、レイプの標的になる可能性が高いのは子どもを妊娠する可能性が高い女性である可能性を示唆しています。
なぜなら、レイプを行う男性が無差別に女性をターゲットにしているのなら、妊娠確率は同程度になるはずです。
統計からレイプ犯の動機が垣間見えるようです。
参考文献:
Wilcox, A. J., Dunson, D. B., Weinberg, C. R., Trussell, J., & Baird, D. D. (2001). Likelihood of conception with a single act of intercourse: providing benchmark rates for assessment of post-coital contraceptives. Contraception, 63(4), 211-215.
Gottschall, J. A., & Gottschall, T. A. (2003). Are per-incident rape-pregnancy rates higher than per-incident consensual pregnancy rates?. Human Nature, 14(1), 1-20.