死と星の名前
存在脅威管理理論と星の名前に関する2010年の研究
死を想起すると自分の名前にちなんだ星を持つ意欲が高まる
アニメやドラマで、亡くなった人が星になるというシーンを見ることがあります。
私たちは多かれ少なかれ、自分の死が訪れた後にも、何らかの形でこの世に生き続けることを望みます。
これは、存在脅威管理理論によって説明される現象として理解されています。
存在脅威管理理論と星の名前に関する2010年の研究によれば、死を想起すると自分の名前にちなんだ星を持つ意欲が高まることが確かめられました。
星になりたいというロマンチックな願いの裏には、死への恐怖があるのかもしれません。
参考文献:
Greenberg, J., Kosloff, S., Solomon, S., Cohen, F., & Landau, M. (2010). Toward understanding the fame game: The effect of mortality salience on the appeal of fame. Self and Identity, 9(1), 1-18.