男らしさと女らしさの非対称性
男らしさに対する人々の信念を調べた2008年の研究
男らしさは女らしさとは対照的に、継続的な社会的証明が無ければ失われやすい不安定な状態とみなされることが明らかに
構成概念が2つある時、それらの関係が常に対称的であるとは限りません。
例えば、男らしさと女らしさは男と女という部分が違うだけで、同じような概念とみなせるのでしょうか?
男らしさに対する人々の信念を調べた2008年の研究を見てみましょう。
この研究には5つの研究が含まれていますが、男らしさは女らしさとは対照的に、継続的な社会的証明が無ければ失われやすい不安定な状態とみなされることがわかりました。
この研究は引用されている回数も非常に多いので、興味がある方はぜひこの研究から始めて、その後の研究を追ってみてはいかがでしょうか?
参考文献:
Vandello, J. A., Bosson, J. K., Cohen, D., Burnaford, R. M., & Weaver, J. R. (2008). Precarious manhood. Journal of personality and social psychology, 95(6), 1325.